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僕とメタルギア

  • 執筆者の写真: アメミ〜
    アメミ〜
  • 2017年1月3日
  • 読了時間: 4分

*警告*

このページにはコナミデジタルエンタテインメント、メタルギアサバイブに対する批判的な文章が含まれています。それらに不快感を感じる方はブラウザバックを強く推奨します。

僕が初めてメタルギアをやったのは中学1年生の頃だった。

友人たちの間でピースウォーカーが流行っていたので僕も購入してプレイした。

当時はアラートを鳴らしまくっていたが慣れてくると潜入の緊張感にはまっていた。

一度クリアしたミッションを何度も挑戦した。もっと早くクリアできるはずだ、もっと射撃回数を減らせるはずだといいながら。

高校受験が終わってやっとゲームが解禁になったときに真っ先に手を伸ばしたのもメタルギアだった。一秒でも早くあの緊張を味わいたかった。

高校生になり、資金に余裕が出来たのをいいことにシリーズ作品を買い漁って、全クリを目指した。MSXで発売された初代もPSVITAでプレイした。

気づいた頃にはメタルギアの本筋タイトルは全てプレイしていた。唯一、グラウンドゼロズだけはプレイしていなかった。

余裕があるといってもそれは中学時代の小遣いとくらべての話。当時は既にファントムペインの発売が発表されていたのでそっちを買えばいいやと考えていた。それだけあの作品に期待していたのだ。

その時、あのニュースが飛び込んできた。

小島プロダクション解体

僕は目を疑った。コジプロなしでどうやってメタルギアを作るんだと思った。

ファントムペインが発売された。僕はPS3版を購入した。

ちょっとでも安く済ませようと中古の通常版を購入してストーリーの全クリを目指した。

PVに登場したメタルギアが登場してテンションは最高潮に達した。

PS3版でも十分な画質と僕にとっては高い難易度、そして何よりさすがとしか言いようがないストーリーは僕の心にあるゲーム欲を非常に刺激してきた。

だが、悲劇は起こった。

あの有名な「打ち切りエンド」である。

怒りや悲しみより先に失望が来た。

怒りが湧いてきたのはそれからだった。

こんなゲームはメタルギアじゃない。もっと納得の行くエンディングをよこせと思った。

その頃、世間では小島監督が授賞式に姿を現さなかったことが話題となっていた。

僕がそれを知ることになったのは監督がKONAMIを退社したときだった。

僕はそれを見て安堵した。これでまた監督の作品が見れると思った。

その翌日、Twitterである画像が回ってきた。

KONAMIが「新生METAL GEAR」の制作スタッフの募集を始めたと言うのだ。

まあこのときは何処かのメタギアファンが参加して第二の小島監督が生まれるかもという期待をしていた。ゲーム好きにとっては凄腕ゲームデザイナーは多いほうが嬉しいですからね。

それから時は経ち、デスストランディングが発表されて歓喜している僕にまたもや衝撃的なニュースが舞い込んできた。

メタルギア、ゾンビゲー化

しかもそれのほとんどが前作のモーションやステージのテクスチャを変えただけだと知った。

率直にいって、腹が立った。

普段ならこういう批判をするときは何かしらジョークめいた言葉を交える僕だが、今回はジョークを挟めなかった。ただ一言、「ふざけるな」と思った。

18年間の人生の3分の1近くをシリーズと共に過ごし、キャラクターの言葉に大きな影響を受けた僕からしたら、それは自分の恩師をないがしろにされたように感じたのだ。

僅かながら残っていたシリーズへの未練もこれで吹っ切れた。もうあの頃の輝きは無いのだと思った。

学校でいつも話している友人達もこの作品には疑問を呈していた。

先日、テスト後の空き時間にファミ通に掲載されている「発売予定のゲーム一覧」のようなページを友人と読みながら欲しいソフトを話していたら友人Aがこう言ったのだ

(友人A)「メタルギアサバイブ買おうかな〜」

即座に制止しようとする声が二重になって発せられた.

(僕)「やめとけ!あんなのメタルギアじゃない!」

(友人B)「本当によしといたほうがいいよ。確実にクソゲーだから!」

友人Aは冗談で言ってたらしいが、本当にあの作品は買う価値を感じられない。

僕の人生を変えてくれた。

映画のようなストーリー。

時には泣けて、時には笑える。

そんな作品はメタルギア以外に知りません。

どうかその精神がデスストランディングに受け継がれますように。

最後に一言。

FUCK YOU KONAMI!!!!

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